PR会社の役割

PR会社って芸能関係と密接で華やかな感じがするのですが、PR会社の実態はどのようなものなのですか?
う〜ん…Pちゃんのイメージ通りの会社も無きにしも有らずだが、それは極々一部の存在だね。
まずは、PR会社の種類から調べてみよう!!

PR会社のタイプ

リリース配信代行のみ PR作業代行のみ PR総合サポート
リリース配信会社が保有するメディアリスト内にて情報発信を行います。 メディアリストを保有していない、もしくは業務の都合上メディアへの情報発信が困難な方にはお薦めですが、 リリースの企画力が弱ければ配信を行っても期待は持てません。更にメディア担当者とのコミュニケーションが 図りにくい欠点があります。 クライアントに指示された事だけ実行します。プレスリリースの作成から配信までの作業を行います。 ただし、クライアントへ意見・提案することはなく、PRの失敗・成功はクライアント責任として作業代行のみとなります。 一般的なPR会社の多くはこれに属している事が多いかもしれません。 リリース作成・配信・配信後の確認はもちろんの事、PR活動における様々な提案や企画、ストーリー作りなどと いったプランニングまで、クライアントに必要な事を第一に考えてクライアントの広報として機能してくれます。 難点として他のタイプより費用が高めになります。
arrow down
PR総合サポート

リレーションズ

  1. 企業 ⇒ メディア = 情報伝達がやや難しい
    企業 ⇒ 生活者 = 情報伝達が困難
  2. メディア ⇒ 企業/生活者 = 円滑な情報伝達
 (1)“企業”が直接“生活者”へ情報発信することは難しく、“メディア”の協力を得なければなりません。 (2)そのメディアは視聴率や購読数を伸ばす為に、生活者が欲しているであろう情報を探し提供しています。 (3)そして、生活者はメディアから得た情報を自分に必要なものだけ選択しています。
 このように三者間の視点はそれぞれに異なる為、三者の思惑が一致する点(右図、肉級部分)を 探求しなければPR活動の成功は厳しいとされています。
 企業の代わりに、三者の思惑が一致するポイントを探しだし、リレーションを図るためにPR会社は存在しています。

確かにTVや雑誌の情報で興味がある内容には関心を抱きますが、他の事は気に止めないかもしれませんね〜。
自分が無関心であれば見ようともしませんし。
企業がPR活動したい事を、生活者が注目するであろう情報に変えて情報発信を行う、
また生活者が注目するような話題を作り出してPR活動を行う、これこそがPR会社の醍醐味だとも言われているのだよ。
それではPちゃんが気にしていたPR会社の仕事内容を見ていこう。

PR会社の仕事

@ PRコンサルティング R-arrow 企業のPRしたい事の方向性や展開方法を見出す。
A 媒体切り口調査 R-arrow メディアと生活者に受け入れられやすい傾向を調査。
イベントの有無 R-arrow インパクトを持たせるためのイベントPR施策を行うかどうか確認。
B メディア用企画書作成 R-arrow Aの調査結果をもとに、企業側の意見を反映した企画書の作成。
C 企画書の配信 R-arrow PR内容に適したメディアに対して企画書の配信。
D 担当者へのアプローチ R-arrow メディアの担当者へのプレゼン・アプローチ。
E 取材対応 R-arrow メディアから取材があった際の対応と、企業のバックアップ。
F メディア露出の有無 R-arrow 取材後、露出されたかどうかの確認及び、露出時のクリッピング。

@〜Fまでが業務の流れなのだが、Fの取材が来るまでが大変で、A〜Dを地道に毎日繰り返しているだよ。
大変ですね〜…。Rデカ「☆」の部分は??
企業側でメディアや生活者に注目される為に行う話題作り。注目を一気に集めたいのであれば費用はかかるが、 世間が注目している有名人を起用した“PRイベント”を行うのが手っ取り早いな。
なるほど〜!!このイベント部分で僕はPR会社に華やかさを感じてしまったのですね。

クライアントの為に考えるPR会社

PRする為に考える  一昔前であれば、「私たちの情報を取上げてください。」と一方的な情報提供をPR業界では行っていましたが、 従来の手法はもう終わりです。クライアントの主張のみを世間に訴えるのではなく、クライアントの為に今なにが 有効な手法として最善なのか?この事をシッカリと提案し、活動を行う、この姿勢が無ければ現代のPR活動では通用しません。

  1. メディア・リレーションズ(メディアでの報道)
  2. パブリック・リレーションズ(社会との関係構築)
  3. PRコンサルティング(PR活動課題の解決)
以上の3つをシッカリ考えて、提案・実行を行うPR会社を選択される事をお勧め致します。

Rデカ、逆にダメなPR会社ってどんなところですか?
そうだね〜・・・、 〔1.無理やりにでも契約を結ぼうとする〕〔2.企画提案が全くない〕、〔3.言われた事しかやらない〕、 〔4.担当者がコロコロと変わる〕、〔5.担当者が無知〕、大きく上げるとこれくらいかな。
どの商売も共通して、誠実さと相手に対する親身さが必要なんですね〜
Pちゃん、その通りだ!!