独自性と本物のPR、貫く事で生まれる評価と信頼性。
- ブランディングがよくできている企業とか、ブランディングをしたいと言う話をよく聞きますが・・・?
- ブランディングと簡単によく使うが、実際コレを成すのは相当大変なのだよ。
例えば、自称プロを名乗っても周りが認めなければ“プロ”としてみなされない事と同じで、結果があって 初めて世間から評価と信頼を得られる、これが出来て初めてブランディングが成されたとなるからね。 表面的にいくら装っても偽物は淘汰されてしまうし、一貫して本物だという姿勢を保ち続けなければならない 課題がついて回るのだよ。 - 本物を貫き通すとどんな効果がありますか?
- 世間がブランドと認知し、ファンを多く獲得できる、またコアなファンの育成も可能。
瞬発的な勢いはなくても、長いPR効果が望める、世間的な信用からユーザーが定着しやすい。
PR活動に有効なブランドの基礎作り
ブランド構成要素 | 詳細 |
---|---|
ネーム | PR商材の名前、組織/団体の名前 |
ロゴ | ネームを象徴するイメージしやすいマーク |
シンボル | カラー、キャラクターなど |
スローガン | PRするもののメインコピー |
ジングル | ブランドを連想させる音源、音楽(必要に応じて) |
パッケージ | トータルデザインが成されたパッケージなど |
以上6点をPRする側の勝手な考えで安易に構成せず、生涯利用し続けるものとして、 分かりやすさを第一に流行に流されない設計が必要不可欠です。 |
- ブランドの構成要素を変更したい場合はどうすればいいのですか?
- スローガン、ジングル、パッケージの変更は、いたしかたない場合があるけれど、他を変えることは
顧客の信頼を損なう可能性があるから注意した方がいいね。ブランドとしての価値が全くなければ
リニューアルは無論必要だけれど、基本的に大きく変更をすることは避けた方がいい。
もし変更するのであれば、基本イメージを保ったまま変えることをお勧めするよ。
- 確かに慣れ親しんだものが、大きく変更された場合、違和感や拒絶感を感じる時がありますね。
独自性と本物を貫きブランド化した地方産業
事業名 | 概要 | |
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伊賀の里モクモク手づくりファーム | : | 地場産業育成と開拓、製造メーカーではなく生産者に潤いをもたらす施策、各都道府県の一次産業サポート。 |
新潟のワイナリー 「カーブドッチ」 | : | 世界に通用する純国産ワイン、ワインを楽しむ為の園内施設、 ブドウ苗木のオーナー制度。 |
池内タオル | : | 今治タオルから今治のブランド池内タオルへ、赤ちゃんが口に入れても大丈夫なバンブー1(タオル)、 コットンヌーボー、風で織るタオル。 |
大垣共立銀行 | : | 顧客満足度No.1地方銀行、銀行の業務概念を壊したサービス、移動式ATM、 365日・年中無休で窓口、通常の営業時間以外の窓口、ドライブスルーATMなど。 |
- 地域に密着した産業・サービスを行う事を大前提としたうえで、目指すビジョンを明確にした運営で信頼を勝ち取る。 時間と労力は果てしなくかかると恐れずに、本物になる為の努力を惜しまなかった結果、 世間の注目を集め経済番組を中心としたメディアに露出され、更なる認知拡大とファンを獲得できている。
- 一度話題になったからと言って、胡坐をかかず、うえを見続けて行かなければ、上記の企業さんみたいにはなれないですよね〜。