メディアの興味を引くトピックの発掘

新聞記者

そもそもリリースって一日に何件くらい届いてるんですか?
各担当者へ30〜80件位と言われているけれど、1媒体ごとの数字把握は件数が多すぎて不明。 “Yahoo!ニュース”への情報提供は〔 3,300〜3,800件/1日 〕と言われているね。
そんなに届いてメディアの担当者さんはリリース全てを見ているのですか?
各自仕事を持っていて忙しい為、リリース記事を全部読むことはしていない。 タイトルやトピック・キャッチャーと画像ぐらいしか見てもらえないのが実情。
最低限見てくれるポイントで興味を引けばリリース自体を読んでもらえるんですか?
そうだね〜、記者さんが“おもしろい!”『記事として使えるかもしれないと』興味を抱かせる構成が必要。

世間の動向を踏まえて、自社が伝えたいポイントとリンクさせる

トピックイメージ図

  1. 広報担当者が社外に対しての視点を持つこと。
  2. PR効果が得られないであろう、もしくは小さい出来事過ぎてPRする意味を持たないことでも、これをどのような伝え方をすれば訴求効果が出るのか 常に考えながら行動することが、トピックを発掘する糧になります。
  3. 他企業の記事をじっくり読みとくこと。
    記事を読み込むことによって、マスコミや世間が何に関心を持っているのかヒントが記されているため、このヒントからトピックを抽出すれば 世間の動向から外れたトピックにはならない。
  4. 様々なメディアを見て世間的で何がトピックとなっているのか?どんな切り口でメディア露出しているのか?を見定める。
    伝えるべきポイントをどういう切り口であればメディア担当者の興味を引けるのかを客観的に考える。 自社の情報にかかりきりになっていては世間の動向が見えなくなり、トピックを見誤ってしまう。

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メディアと生活者・世間の間で生み出される〔 流行、注目、動向、話題 〕 = 【 トピック 】 を見定めて自社のPRに転用する。
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メディア側が露出するに値する“ネタ”としてリリースに興味を示す確率が良くなる。
リリースを読んでもらえ無ければ、メディア露出の可能性すらないですから、その難問をクリアするためにリリース内の工夫として 【トピック】を上手に利用しなければならないのですね。
読んでもらうための手法は様々だけれども、タイトル部分にトピックを散りばめて、読み手の関心を引く、
最初の切っ掛け作りが成されていなければ、メディア担当者が読んでくれない事をシッカリ理解しておこう。